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私は「FPの家」に住んで8年になります。
「FPの家」に決めたのはこだわり派の夫が、
足立博著『良い住宅・ダメな住宅・ムダな住宅』を読んで一生に一度建てる家としてまちがいないと思ったからです。
8年前の私は住宅の性能ということにはまったくと言って良い程関心がありませんでした。
それよりも間取り。「6人家族がどのように暮らすか」ということを限られた敷地の中で考えていました。でも、なんだかしっかりとした家なんだろうなと安心感はありました。
「FPの家」に住む前は団地の集合住宅の3階に住んでいました。南側に子供部屋とLDK。北側に和室とトイレ、洗面、浴室、玄関がありました。
夏はすだれ、扇風機、首にぬれタオルを巻いて・・・汗をふきふき夕方からエアコンを1台きかせていました。冬はLDKに置型石油ストーブを1台置いて、南向きだから天気の良い日はポカポカだったけれど曇天の日はストーブにぴったりふっ付いてなんてことも。
若かったし、子供も小さかったしそれはそれで季節感があって良かった。
でも嫌だったのは窓にビッシリの結露、北側壁のカビ、押入れのかびくささ。
押入れにはスノコも敷いていたけれど、除湿剤も入れたけれどやっぱり臭う。梅雨時は外と同じようにジメジメ〜として除湿器の水がすぐいっぱいになりました。
●日本の気候は・・・温暖地域に分類されていますが温暖とはいい難い。夏の気温は同緯度帯(北緯30〜40)の国と同じくらいですが降水量が格段に多いのです。
日本の降雨量は年間1800mm、ヨーロッパ、アメリカは500〜800mm、世界平均は730mmだそうです。熱帯以外では最も降水量が多いのです。
この雨の1/3が6月、7月にふるそうです。まさに高温多湿気候です。そして冬の寒さも結構きびしい。
この高温多湿の気候は日本の美しい、細やかな文化を生んだ一因かなと思いますがやはり日々生活するには高原のカラっとした爽やかさが気持ち良い。
そして、この結露の問題は住宅技術の進歩の方向のアンバランスも影響していると思います。
技術の進歩で気密の良い家を建てられるようになったために今まで自然に隙間から換気されていたのに空気が流れなくなってしまった・・・とか、新建材の進歩で扱いやすくなったし大量生産で安価になったけれど、呼吸しない内装材は調湿の働きを失ってしまったとか。
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